シェンゲン協定

Schengen Treaty

シェンゲン協定に参加する国々での出入国管理（入国、出国審査）を撤廃して、自由に国境を行き来することを認める協定。この協定により下記の国々関しては、日本人でも出入国審査がなく、フリーパス状態で往来することが可能です。但し、その期間条件として、「あらゆる１８０日の期間内で９０日間」と定められております。滞在計算が少し複雑ですので、注意が必要です。

2017年5月現在、下記ヨーロッパ２６カ国がこの協定を実施しています。

＊シェンゲン協定実施国に入国するにはパスポートの残存期間３ヶ月以上が必要となります。
＊シェンゲン協定実施国の往来では出入国審査は御座いません。（一部あり）
＊各国ともに外国人には「パスポート携帯義務」があります。
＊あらゆる１８０日の期間内で９０日間の滞在が可能。
＊日本国籍パスポートの場合、オーストリアは日本との２国間協定により、１８０日間の滞在が可能です。
例）３０日シェンゲン協定国滞在後、オーストリアに移動した場合は１５０日間の滞在が可能です。

シェンゲン協定国を出たり入ったりした場合には、滞在日数計算は少しわかりづらい状況になりますが、何れにしてもあらゆる１８０日間のうちに合計９０日を超えて滞在することはできないので、直近１８０日間において、シェンゲン協定国に何日滞在したか計算すれば、その合計が９０日を超えない限りは滞在が許可されます。

おわかりですか？？少し、、、わかりにくいと思いますが、くれぐれもオーバーステイにならないように気をつけなければなりませんね。